同じ被写体を撮影しても撮る人によっては、同じ被写体とは思えないような写真が仕上がることがあります。例えば子供のピアノ発表会で撮影して出来上がった写真を見てみると、ぼやけた暗い仕上がりになっていました。しかし、友達が撮影したものを見てみると、とても活き活きとした表情で、しかもピアノを弾いている手の動きまでがしっかりとうつっていました。では、どうしてこんなに違いが出るのでしょうか。

それにはいろんな要素が関係していますが、ひとつには撮影するシーンによってカメラやレンズを選んでいるからです。一般的に発表会などではストロボを使用することができません。そのためどうしても仕上がりが暗くなったり、またぶれてしまうことがあります。しかし、カメラ設定が行えるカメラを使用するならストロボが使用できない分、感度をあげて撮影することによって、明るい仕上がりになります。

さらに、明るいレンズを使用するならより自然な仕上がりが期待できます。それで、納得のいく写真を撮るために、そのシーンに応じて適切なカメラやレンズを選びましょう。そして、そのカメラやレンズを使いこなせるようにしっかりと説明書を読んでカメラとレンズに精通しておきましょう。納得のいく写真を撮るために大切な別の要素としては、やはり腕です。

どんなにいいカメラやレンズでも腕と経験がないと無駄に終わります。それで、ぜひどんどんと使って腕と経験を身につけましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です