カメラを持って写真を撮影するときは、どのような移動手段が望ましいのでしょうか。カメラを持つと、街中のありとあらゆる場所に被写体があることに気づきます。細い路地の先や入り組んだ道にも積極的に入っていくようになるので、自動車やバイクといった通行出来る道に制限があったり、すぐに駐車できない乗り物は避けた方が良いでしょう。かといって、徒歩では移動範囲が非常に狭くなり、いつも同じ場所にしか行けなくなってしまって撮影対象を広げることが出来ません。

そこでおすすめしたいのが、自転車です。自転車なら、どんな道にでも入っていくことが可能ですし、誰でも乗ることができる便利な乗り物です。しかし、一般的にママチャリと呼ばれるシティサイクルでは長時間乗り続けると疲労が溜まり、速度も遅くなってしまいます。かといって、近年流行になっているロードバイクは扱いが難しく、慣れないうちは事故を起こしやすいです。

写真を撮りながら移動するのにふさわしい自転車は、クロスバイクです。シティサイクルと同じフラットハンドルで、ロードバイクのように前傾姿勢を維持し続ける必要もありません。利便性と疲労の少なさを兼ね備えているのです。カメラをリュックに入れて、被写体を探しながら走行し、目にとまったものを写真におさめるのはとても気持ちの良いものなのです。

ただ、自転車も自動車と同じ車両に分類されます。カメラに夢中になるあまり危険な状況に陥らないよう気をつけながら、交通ルールを守って乗るようにしましょう。

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